Boxee日本語化



日本語化したBoxeeホーム画面


数年前に友人宅の旧Xboxで動くXBMCを見て以来、Media Center(あるいはDLNAクライアント)というアプリケーションと言うか思想がとても好きです。ただ、どのアプリケーションもUIであったり再生できる動画の形式だったりどこかしら満足できない部分があり、導入してもなかなか恒常的に利用し続けるような物には出会わず、Media Center熱は何年もくすぶり続けている状態でした。


が、先月子どもが生まれて、撮影する写真やHD動画が急激に増え始め、いよいよ視聴環境をもっと改善したいと思い、最近のMac OSで動作するDLNAクライアントはどんなもんだろうと思って調べてみたところ、BoxeeやPlexなどXBMCの系のものが依然人気なようで、どちらも導入してみました。


最初に試したのはPlexで、こちらはほぼXBMCそのままで、デフォルトで日本語にも対応しており機能的にもかなり満足出来る物でしたが、映画などのISOやTSをIMDBとリンクさせる機能(この機能が自分の中では重要!)が自分の環境ではうまく動作せず、ググッても解決しなかったのと、アプリケーション終了時に100%エラーが出るのが気持ち悪くてダメでした。


次にかなり人気らしいBoxeeですが、こちらはUIもポップで機能的にもバッチリですが、日本語に対応しておらずネットワーク上の日本語ファイルが文字化けしてしまうのが問題でした。しかしちょっと調べるとBoxeeを日本語化して利用されている方のブログを発見し無事動作させることができるようになりました。使用しはじめて数日ですが、今のところ問題らしい問題は見つからないので、やっと理想のDLNAクライアントに辿りつけたかもしれません。もう少し試用してみて問題なさそうだったらMac Miniでも中古で買ってリビングのテレビに接続したいと思います。


ちなみにBoxeeの日本語化についてはこちらのブログ(MacFeeling Blog)を参考にしましたが、最新のバージョンのBoxeeは若干ファイル構成が変わっており、Contents/Resources/Boxee/skin/Boxee Skin NG/Fontsというディレクトリが無くなっています。代わりにContents/Resources/Boxee/skin/Boxee/Fonts内の拡張子.ttfのファイルをxbmc日本語化キットに含まれているarial.ttfをリネームして置き換えればOKです。導入を検討している方は参考にしてください。



isoなどの映画ファイルをimdbからデータ取得してきて表示する機能