富士フイルム、初の“スーパーCCDハニカムEXR”搭載機「FinePix F200EXR」

 富士フイルムは、新開発の撮像素子「スーパーCCDハニカムEXR」を搭載したコンパクトデジタルカメラ「FinePix F200EXR」を21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万5,000円前後の見込み。本体カラーはブラックとシルバーをラインナップする。


 2008年3月に発売した「FinePix F100fd」の後継にあたり、2008年9月発表の撮像素子「スーパーCCDハニカムEXR」を搭載する初の機種となる。


 スーパーCCDハニカムEXRは、カラーフィルターの画素を斜め方向に配置するC.I.C(Close Incline Coupling)を採用するCCDセンサー。同色の画素が隣接する形になるため、画素混合時の偽色を軽減できる。また、異なる感度を割り当てて撮影したデータを組み合わせ、ダイナミックレンジの広い画像を作ることも可能。


 FinePix F200EXRでは新たに「EXR優先モード」を装備。高感度でも偽色が出にくい「高感度低ノイズ優先」、最大800%のダイナミックレンジを得られる「ダイナミックレンジ優先」、画素混合を行なわずフル画素で撮影する「高解像度優先」を選択でき、シーン認識によりカメラが自動的に適したEXRモードおよびシーンモードに切り替える「EXRオート」も使用できる。


富士フイルム、初の“スーパーCCDハニカムEXR”搭載機「FinePix F200EXR」(デジカメWatch)


機能面がエントリーユーザー寄りで物足りないと思っていたFinePix F100fdにマニュアル系モードや絞り優先AEなどが追加され、中級者も満足できそうなスペックになりました。画質面に関してはFinePix F10の頃から必要十分で、F31fdあたりで600万画素級では最高の性能だったと思うのですが、以後1000画素越えのモデルになってからはいまいち購買意欲のそそられない製品ばっかり続いていたので、FinePix F200EXRはFinePixファンが待ち焦がれた製品になる可能性が高いんじゃないかと思います。早速取説がWeb上に公開されているので、待ちきれない人はチェックしてみてください。


http://fujifilm.jp/support/pdf/digitalcamera/manual/ff_finepixf200exr_mn_j100.pdf (pdf注意)


F100fdやRICOHのR10がアホみたいに安くなってきていたのでそろそろコンデジ買い換えるかと思っていましたが、これはちょっと待った方がよいかもしれないないですね。




以下はFinePix F100fdなので注意。


FUJIFILM デジタルカメラ FinePix (ファインピックス) F100fd ブラック FX-F100FDB

FUJIFILM デジタルカメラ FinePix (ファインピックス) F100fd ブラック FX-F100FDB