テレビゲームによって強化される5つの驚くべき身体能力

1) 視力、目の反応速度
テレビゲームの遊びすぎは目に悪い!?そんなことはない。本当の話、ゲームをプレイすると視力が上がる。画面を見ながら、目的の物体や敵を素早く探すという運動を日々繰り返すことで、目の反応速度や精度が高まっていくのだ。


2) 論理力、問題解決能力
ゲームをプレイすれば、君の論理力と問題解決能力は増幅される。なぜなら、多くのテレビゲームは何らかの形で戦略や謎解きが求められるからだ。ゲームプレイの過程で、脳の分析力や論理力のトレーニングが行えるのは極めて効果的。


3) 視覚と手を同時に使う運動
視覚と手を同時に使う動きはゲームをプレイすることで大幅に強化されるぞ。ほぼ全てのゲームソフトにおいて、指や手の素早く正確な動きが要求されるからだ。これにより、君の指先の筋肉は徐々に増強され、ゆえに視覚と手が協調した運動能力が鍛えられていくのだ。


4) 反射神経
テレビゲームをプレイしていれば、君の反射神経は大いに向上するぞ!ゲームをプレイ中に、素早い反応が必要になることは度々。そうした動作を知らず知らずのうちに繰り返すことで、間違いなく君の反射神経や反応速度は向上していくだろう。


5) 集中力の持続時間
最後に言い忘れていたが、テレビゲームは君の集中力の持続時間を長くしてくれる。なぜなら集中力なしにゲームはプレイできないからだ。ちょっとしたしたミスでゲームオーバーになるのを回避するために、君の集中力持続時間は日々強化されている。


テレビゲームによって強化される5つの驚くべき身体能力(Game*Spark)

この記事の信憑性どうこうという話ではないんですが、2)に関しては僕も激しく同意です。


大人になってからゲームでこれらの能力が磨かれるかといったらあんまりそういうことはないんじゃないかと思うのですが、
自分にとって小学生から大人になるまでドラクエをはじめとするRPGや、光栄に代表されるようなシミュレーションゲームをプレイしまくったことが、大人になって、社会人になって、人様をマネージメントする身分になって、事業の意思決定に意見するようになって、非常に良質な経験だったと思えるようになりました。


きっかけは、DS版のドラクエ4で彼女が雑魚敵相手に不相応に強力な攻撃呪文を使用したり、バイキルトかけているのをみて、「非効率だなぁ、人によってこうもプレイの仕方に差が出るんだなぁ」と思ったことでした。僕ら古いゲーマーは、ドラクエで既知のモンスターにエンカウントしたとき、直感でパーティの誰がどのモンスターにどのように攻撃するのが最良か判断します。基本的には、一番素早くて殲滅力のある攻撃手段を持ったメンバーを、一番危険度の高い敵もしくは攻撃を受けたときに回復コストが一番かかる敵にぶつけるっていうのがセオリーだと思います。例えばザラキを使う敵ははパーティにとって一番危険度が高いですし、パーティ全体にダメージやステータス異常を与える攻撃手段を持っている敵は、回復コストがかかるので最初に無力化するべき相手ですよね。


年季の入ったゲーマーは、ドラクエに限らずそういったことを過去の経験から瞬時に判断し行動し、その結果失敗だったとしても、その経験をちゃんと蓄積して、次同じような状況になったときに対処できるよう無意識のうちに自分を鍛えているように思います。ゲーム上で毎分毎秒求められる判断の反復を幼少期から続けてきたことが、社会というバトルフィールドにおいても少なからず役に立っているなってことを実感したとき、いわゆるテレビゲームの存在をよりいとおしく感じられるようになったし、ゲーマーであることの誇りを持てるようになりました。


まあ世間でよくいわれているような、目をつぶることのできないゲームによる弊害の存在についても認めますし否定はしませんし、こんなゲームプレイして育ったら社会性のある大人に育てないよなっていうゲームも山ほどあるとは思います。ぼく個人もゲームに没頭しすぎるが故に成長できなかった部分もあると思っています。しかしながら、自分はゲームに割とポジティブな恩恵を受けることができ、その結果そこそこ悪くない人生を送ることができてるとおもいます。もし今の自分にゲームによる様々な蓄積がなかったらと思うと、それはそれでぞっとします。


ともあれ、ゲーム万歳!


ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

ドラゴンクエストIV 導かれし者たち