コーエー定番シリーズ 三国志VI PSP

コーエー定番シリーズ 三國志VI

コーエー定番シリーズ 三國志VI


大航海時代IV ROTA NOVAをプレイして久々に光栄のシミュレーションの没頭したので、調子づいて三国志VIに手を出しました。三国志シリーズは最新のものを除いてやりつくしたと思っていましたが、三国志VIは未プレイだったことに気付き数あるシリーズの中からVIをチョイスしました。1500円て言う値段もよかったです。ハードカバー一冊分ですからね。


が、プレイ開始数時間は疑問符の連続でした。「何この糞ゲー」と投げ出す寸前でした。だって基本内政フェイズですることが人材登用しかないんです。内政は担当官を決めて後は放置。金が溜まったら徴兵。忠誠度のコントロールもできないし、兵力差を乗り越えて群雄を攻略するような要素も(いまのところみつかって)ないので。


でも我慢すること数時間、気分転換に始めた孫堅で空白地を埋めまくって版図を拡大していたら、資金も増えて、だんだん戦略的な要素が見えてきて楽しくなってきました。特に山越との闘いで程普が捕らわれて首を切られてからメラメラと憎しみが湧いてきて、いまや程普の弔い合戦をモチベーションに中国統一を目指しています。


三国志シリーズの中ではかなり転換期の作品だと思うんで、いろんな試行錯誤が見て取れますが、これはこれでなかなか楽しめそうです。思い出深いのは三國志I〜三國志IVと三國志VII〜三國志VIIIあたりですけどね。三国志Iのゲーム開始早々呂布が引きぬけてしまう大雑把さや、火計でフィールド全部が燃えさかるダイナミックさはまだ強烈に印象に残ってます。